会社から、家までの距離が1時間以上かかる人が、通勤時間を短縮するため、セカンドハウスを持つことが、最近増えてきており、セカンドハウスの需要が高くなっています。
また、「セカンドハウス」は、よく「別荘」と同じと認識されがちですが、セカンドハウスと別荘は、全く異なります。
今回は、そんなセカンドハウスと別荘との違いや、セカンドハウスで人気のエリアはどこなのか。まとめて紹介していきますので、セカンドハウスを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
セカンドハウスって何?別荘との違いはあるのか解説!
セカンドハウスと別荘を、一緒だと勘違いしている人は、意外と多いです。ですが、税制上の優遇措置が変わってくるので、知らずにいると損をしてしまう場合もあります。
セカンドハウスとは第2の住まいのこと
セカンドハウスの条件は、戸建てまたはマンションを、「毎月1日以上、日常生活のために使用していること」です。
なので、「週末だけ第2の家で過ごす人」や、「遠距離通勤のために第2の家を所有している人」などが挙げられます。長期休暇で、数日だけ宿泊する場合は、別荘とされていて、セカンドハウスとは認められません。
別荘との違いはある?
別荘とは、日常生活のために使用しない家、また保養のために使用する家のことを指します。セカンドハウスは「日常生活として使用する家」、別荘は「避暑や保養を目的とした家」という違いがあります。
また、セカンドハウスは、日常生活として使用する家のため、「居住用財産」に含まれ、一般住宅と同じように、税制上の優遇措置を受けることができますが、別荘は居住用財産に、含まれていないので、優遇措置を受けることはできません。
セカンドハウスの人気エリアはどこなのか?人気エリア3選!
セカンドハウスを検討している方必見!セカンドハウス選びで、人気エリアを詳しく解説していきます。
大阪への通勤圏で便利な兵庫県
兵庫県は、大阪に近く、特に尼崎市は大阪との県境にあります。また、「バス」「JR」「阪神・阪急電車」など、交通アクセスが充実しているため、利便性の高い場所として、セカンドハウスとしても人気のエリアです。
大阪や神戸へも、電車で10分〜15分程で行くことが可能で、道路も平坦な道が多く、自転車での移動も楽にできます。
さらに武庫之荘駅周辺では、梅田まで約15分程で行くことができ、スーパーはもちろん、銀行や病院など、生活に必要な施設が揃っているので、お子さんのいるファミリーにとっても、暮らしやすい地域です。
別荘でも注目度が高い滋賀県
滋賀県は、「都会過ぎず田舎過ぎない」場所で、JR東海道本線の新快速を利用すれば、40分〜1時間30分前後で、大阪まで行くことができ、草津市から京都までは、乗り換えせずに20前後で行けるので、通勤や通学にも非常に便利です。
また草津市は、名神高速道路・新名神高速道路や、国道1号線・8号線などの、主要幹線が通っているため、車での移動もスムーズに行えます。
大型ショッピングモールもあり、日常生活をするのに不便を感じることはなく、治安も良いので、ファミリー層が多く、活気溢れる地域です。
漁や釣りなども楽しめる和歌山県
和歌山県は、県庁所在地でもある、和歌山市から関西国際空港まで、40分ほどで行くことができる利便性と、海・山・川などの、自然も多くあります。
和歌山市は、和歌山県民総人口の約40%が住んでいて、和歌山城や景勝地などの、名所がある、歴史と自然が融合された、セカンドハウスとしても人気エリアです。
また有田郡では綺麗な川があり、もずくがに漁や、鮎釣りを楽しむことができるので、週末に家族で訪れ、自然豊かな山や川にふれ合うことで、リフレッシュできます。
セカンドハウスを選ぶポイントは?失敗しない地域選びのコツ!
セカンドハウスを、人気エリアから探すのもいいですが、地域選びのコツを知っておくと、より、失敗しない地域を選ぶことができます。
会社周辺の地域か調べる
まず、通勤や通学の時間を、短縮することを目的としたセカンドハウスでは、会社とセカンドハウスが、近いかどうかを調べましょう。また、電車や交通アクセスが、充実しているかも大切です。
会社から、どの移動手段からでも、向かえる地域を選ぶことで、通勤や通学の際に負担を減らすことができ、短縮できた時間を、趣味など別のことに有効活用できます。
1日の24時間を、仕事に追われるのではなく、いかに余裕を持って、過ごすことができるかが、失敗しない選び方のポイントです。
山や川・海など自然はあるか
週末のリフレッシュを目的にするなら、自然があるかどうかを調べ、オンオフの切り替えがしやすい地域を、選ぶことをおすすめします。
山や川・海が近くにあることで、目や身体から自然を楽しめられ、週末のプライベートな時間を、ゆっくり過ごせ、メリハリのある、平日と週末に分けられます。
充実した、プライベートを送れると、仕事への活力が湧き、また集中力も高まるので、仕事場や自宅とは、また違った雰囲気の地域を選ぶのも、ポイントの一つです。
まとめ
別荘は、一部のお金持ちしか、持っていないイメージがありますが、セカンドハウスは、通勤や通学時間の短縮が目的だったり、週末のリフレッシュが目的なことから、リーズナブルな物件を選ぶ人が多いです。
そのため、一般の人にも手が出やすく、無理なく、第2の家を持つことができます。自宅とはまた雰囲気の違う、セカンドハウスは、年々需要が高まっています。自分に合ったセカンドハウスで、充実した平日や週末を過ごしましょう!