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田舎暮らしが健康管理に最適な理由5選!なぜ田舎で暮らすと健康的になるのかについて解説

田舎暮らしが健康管理に最適な理由5選!なぜ田舎で暮らすと健康的になるのかについて解説

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田舎暮らしのメリットとしてよく挙がるのが「健康面に良い」という点。
緑が多く、空気がきれいで過ごしやすいという点では、都会暮らしよりも環境が良いといえるでしょう。
しかし、田舎暮らしにおいての具体的な健康管理のメリットはあまり知られていません。
また、実は田舎暮らし…つまり地方ならではのデメリットもあります。
そこで今回は、田舎暮らしが健康管理に最適とされる理由について解説します。
あわせて田舎暮らしならではのデメリットも解説するので、これから移住を考える方はぜひ参考にしてください。

田舎暮らしは健康管理にメリットだらけ?デメリットはある?

まずは、田舎暮らしにおける健康管理のメリットとデメリットについて解説します。

 

「緑の多い環境で暮らすとより健康になる」研究結果が

米・ハーバード大学環境衛生部では、緑の多い環境で暮らすと心も身体も健康になり、長生きするようになるという研究結果が発表されました。
研究では2000年~2008年の間、女性看護師100,000人以上を対象に調査を実施。
「居住地域の緑地の量」を5段階に分け、さらに食生活・運動習慣などの日常生活と照らし合わせ、緑と健康との関連性を調べました。

  • 多くの緑に囲まれた地域の女性は、緑の少ない地域の女性に比べて死亡率が低い
  • 特に呼吸器疾患による死亡率が34%、ガンによる死亡率が13%低い
  • 緑の多い地域では、気持ちの落ち込み・不安・ストレスレベルを低く保ち続けることが可能

つまり、緑地が多い地域の田舎暮らしは健康的な暮らしにうってつけであるということが研究で実証されたのです。

 

健康管理面での最大のデメリットは「医療機関の数・質」

ただし、田舎暮らしと健康管理の関係は良いことだけではありません。
最大のデメリットは「医療機関の数が少なく、質が低いことがある」という点です。
2016年時点では、無医地区は日本国内に637地区ありました。
最新の調査結果は出ておらず、現在では改善傾向にあるとのことですが、地方自治体を中心に未だ無医地区はあるようです。
無医地区でなくとも医師の少ない地域では、診療所が総合的に診療することが多く、専門医の知識が必要になると遠くの大病院に転院を余儀なくされます。
また、世代によっては近くに病院があったほうがいざというときに安心できます。
特に子育て世帯の場合、小児科・産科医の有無は見ておきたいですね。
高齢者に差し掛かる年齢の場合も病院を確認しておきましょう。
特に歯科医は重要です。
いくら田舎暮らしが健康に良い環境だからといって、歯は自力で治すことができないためです。
【参考:NBCNEWS「Living Near Green Spaces Helps You Live Longer, New Study Shows(研究によって緑地の近くに住むと長生きできることが判明)」

 

【田舎暮らしが健康管理に良い理由】田舎で暮らすと食事が変わる

ここからは、田舎暮らしが健康管理に良いとされる理由について深掘りしていきます。

 

理由1:外食の回数が減る

「田舎暮らしになると、自然と店が減るので外食が減った」という経験者は多いです。
自然と自炊しなければいけないため、食べ過ぎやカロリー・脂肪過多の食事を避けられるようになるでしょう。
ただし、外食中心の食生活を送っていた人は否が応でも自炊生活を強いられるため、最初のうちはうまくいかないかもしれません。

 

理由2:野菜が手に入りやすい

田舎暮らしになると、周囲に畑や農園がある環境になることが多いです。
自分の畑で取れた野菜や果物を販売する直売所を設けている方もいます。
ここで売られている野菜は、スーパーよりもかなり安く手に入ることが多いです。
また、自宅農園を始めようと思っている方も多いのではないでしょうか。
軌道に乗れば、こちらも安価に野菜を手に入れられるようになります。
このように野菜が手に入りやすい環境では、自然と野菜中心の食卓となります。
すると、自然と食事から健康管理がしやすくなるのです。

 

【田舎暮らしが健康管理に良い理由】環境で生活習慣が変わる

田舎暮らしが健康管理に良い理由は、食事面だけではありません。
ここでは、環境・生活面から健康管理に良い理由を解説します。

 

理由3:運動習慣をつけやすい環境

地方では、車通りが少ない道や人通りが少ない道が多いです。
また、自然が多く、歩くのにも走るのにも気持ちが良くなる環境でもあります。
そのため、都会暮らしとは違って人目を気にせずウォーキングやランニングを行えるようになります。
ウォーキングやランニングとまではいかなくとも、余裕のあるときに朝散歩にいく、というような習慣をつけることもできるでしょう。
運動習慣がつくので痩せやすくなります。
ただし、夜は暗い道が多く危険なため、なるべく避けるようにしましょう。
朝や夕方などの明るい時間を選んで外に出るようにしてください。

 

理由4:空気が澄んでいる場所が多い

都市圏では車が多かったり空気がこもっていたりで、呼吸器疾患を患う方もいます。
しかし、緑の多い地方に移住すると、呼吸器疾患が和らぐことが多いです。
小児喘息患者が移住後数年で発作を起こす回数が減り、薬や受診回数が減るというケースもよくみられます。
空気が澄んでいる環境は、こういった持病にも有効です。
ただし自然が多い分、花粉や虫などの違うアレルギー源があるという点には注意が必要です。

 

理由5:生活リズムを整えやすい

娯楽施設や夜までやっているお店が少ないため、自然と早寝の生活になる方が多いです。
そのため、生活リズムを整えやすくなります。
生活リズムが整うと、ストレスが軽減され心身ともにリラックスするでしょう。
食生活・運動習慣・低ストレス環境が揃うからこそ、田舎暮らしは健康管理に良いとされているのです。

 

まとめ

田舎暮らしが健康管理に良いとされるのは、食事面・環境面・生活面において良い影響を与えるから、ということがわかりました。
特に緑の多い環境は低ストレス環境とされており、自然と病気のリスクが低くなります。
近年までは漠然と「田舎暮らしは健康に良い」とされてきましたが、研究結果によって実証されました。
もし健康面に不安がある方は、周囲に医療機関が揃っている環境を選ぶようにしましょう。
自然が多い地方でも、総合病院が建っていることがあります。
こういった環境を選んで移住すると、将来的にも安心して暮らせそうですね。

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株式会社カントリーライフ

株式会社 カントリーライフ
代表取締役社長 堀 充宏

株式会社カントリーライフは、2009年に「リゾート物件」や「田舎暮らし物件」を紹介する不動産会社として創業いたしました。
2019年には、創業10周年を迎え、本年2021年2月より13年目に突入しました。
丸12年の経験は、会社にとってかけがえのないものです。
大変、苦しい想いをしたことの方が記憶には残りますが、これも大切な経験です。
だからこそ味わえた感動もあったと思います。

10年先の未来を見据えた時、
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』 というダーウィンの言葉通り、変化への対応が必要です。

 私たちは今後、人々の癒しに対するニーズが一層多様化していくと考えております。
そこで、お客様の幅広いご要望にお応えできるようこれからも当ホームページを通じ「田舎暮らし向けの古民家」や「別荘向けのログハウス」をもっと身近な存在として、多くの人々にご提供していく所存でございます。

まだまだ若い会社ですが「迅速な行動」をモットーに精進してまいりたいと考えます。

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