田舎暮らし物件.com
移住すると補助金が出る?関西で移住におすすめのエリアや制度を紹介

移住すると補助金が出る?関西で移住におすすめのエリアや制度を紹介

公開日:

更新日:

ブログ

地方移住を考える場合に気になるのが補助金制度ですね。
国が首都圏から地方への移住を支援する制度や、それぞれの自治体で独自の補助制度を設けている場合もあります。
地方移住は、条件が揃えば大きな支援が受けられる可能性があります。
補助金にはどのようなものがあるのかやそれぞれの地方の制度を理解することで支援の受け取り漏れを防ぐことができますよ。
今回は、移住で交付される補助金制度や関西エリアで移住するのに魅力的なまちを紹介します。

 

移住すると出る補助金の種類は?知っておくべき申請の流れも解説

移住すると交付される補助金には種類があります。
補助金の種類を知っておくことは、自分がどの補助金の対象となるか考えるさいにも大切なことです。

 

移住で受けられる補助金の種類  

補助金にはいくつか種類があるので、どのような種類があるのかを知って、自分がどの補助金を受給できるのかについてしっかり確認しておきましょう。

 

移住支援金

移住支援金は、東京都23区に在住または通勤する人が、東京圏外(東京圏内の条件不利地域を含む)へ移住して起業や就業等を行う場合に交付される支援金(単身者が60万円以内、世帯は100万円以内)です。
移住すれば誰でも補助金が関西を含めた移住先で支給されるわけではなく、一定の条件を満たす必要があるので、確認しておきましょう。
直近1年以上は東京23区に在住または通勤している必要があったり、都道府県のマッチングサイトに掲載されている求人に就業していたりなど、いずれかの条件をクリアすることが必要になります。

 

起業支援金

起業支援金は、都道府県が地域の課題解決に役立つ社会的事業を新たに起業する方を対象とした、移住者にもおすすめの補助金制度です。
各地域で独自の制度を設けている場合もありますが、関西の大阪府で受けられる助成金は、職業経験が少ない求職者が対象の「トライアル雇用助成金」と正社員やその他の役職へ促すための「キャリアアップ助成金」があります。
事業分野は、子育て支援やまちづくり推進など幅広く想定されていて、地方移住して起業する方は、移住支援金とダブルで受給できる場合もあるなど、移住者にとって手厚い支援が魅力的です。

 

移住貸住宅助成金

移住貸住宅助成金は、移住先で支払う家賃の一部を自治体が負担してくれる制度です。
各地方自治体によって、空き家改修費を補助してくれるなど条件や上限額が大きく異なるので、受給資格を満たしているかどうか移住前によく検討しておきましょう。

 

フラット35

フラット35は、住宅金融支援機構と全国300以上の民間金融機関が提携して扱っている、住宅を購入したり新築したりする方向けのローンです。
中古住宅と合わせてリフォームを行う場合は、金利を引き下げた借入も可能です。
国土交通省と財務省が受け持っていた住宅金融公庫の業務内容を引き継いでいる独立行政法人なので、安心して融資が利用できますよ。

 

補助金申請の流れ

まず、移住する目的地を選びます。
各自治体の移住促進サイトを確認したり、地方移住ランキングから選ぶと、どの地域が積極的に移住に取り組んでいるのかがわかりますよ。
そして、移住先が決まったら、補助金制度など各自治体の支援制度はチェックしておきましょう。
関西だけでもそれぞれの地区で魅力的な支援制度が取り入れられているので、今後の移住生活成功のためにも、支援制度の確認が大切です。

 

移住で補助金が出るエリア|関西のおすすめは?【大阪府編】

大阪府といえば都会のイメージを持っている方も多いでしょうが、実は移住支援に積極的な移住者におすすめの都市もあります。

 

若年夫婦・子育て世帯が対象の制度|堺市

大阪府内で大阪市の次に人口の多い政令指定都市である堺市は、大阪市に隣接しているため、アクセスも良く便利なまちです。
豊かな歴史文化や自然、利便性も兼ね備えているので、若年夫婦や子育て世帯にぴったりですよ。
堺市の場合は、「移住支援」として取り組んでいる制度はないですが、すべての堺市民を対象とした住宅関連の補助金制度があり、関西エリアでも人気の高いポイントです。
住宅の耐震工事や防火断熱改修工事をしたさいに補助金が出たり、UR賃貸住宅の割引もあるのでこのような支援を活用すると移住者もお得に暮らせるでしょう。

 

住宅購入費やリフォーム支援|高槻市

高槻市は、大阪市と京都市の間に位置しているので、どちらも15分程度でアクセス可能で、駅中心の商業施設も充実しているので、若者から高齢者にも人気のエリアです。
高槻市は、定住促進プロモーション事業として市全体で移住を促進しています。
どこに住もうか悩んでいる方向けに高槻市を紹介する「たかつきウェルカムサイト」を設営したり、子育て世帯の移住者が対象の「住宅取得補助金制度」や「リフォーム補助金制度」などを実施している関西でも人気の都市です。

 

子育て支援が充実|箕面市

箕面市は、大阪府豊能地域に位置し、大阪都心部から20km圏内にありながら、市域に「明治の森箕面国定公園」や「箕面大滝」を有する自然に恵まれた都市でもあります。
南部に住宅地が広がっており、大阪都市圏のベッドタウンとして発展してきました。
箕面市の移住者向けの補助金制度としては、木造住宅の耐震診断費や耐震改修工事に役立つ補助金制度があり、関西で移住したい人にもおすすめです。

 

移住で補助金が出るエリア|関西のおすすめは?【兵庫県編】

移住における補助金…関西の中でも人気なのは兵庫県ですね。
交通環境も良いので、都心からの移住にはとても便利な地域です。

 

理想的なコンパクトシティ|神戸市

移住を考えて補助金が出なくても関西エリアで住んでみたいのは「神戸市」!

理想的なコンパクトシティと言われるほど、交通環境はもちろん、自然もちょうどよく存在します。
神戸市自体の気候は比較的温暖で年間の日照時間も多いので、暮らしやすい街ですよ。
神戸市は、子育て世帯や新婚夫婦が転居してきた場合の家賃が安くなる住み替え支援制度が充実しているのも魅力的ですね。
また、3歳〜中学3年生の間は医療費助成制度により1日の医療費は上限400円までの自己負担で済むなど、子育て世帯の移住もしやすいまちです。

 

訪問時の宿泊費も補助|西脇市

西脇市は、兵庫県のほぼ中央部にある人口約4万人のまちで、緑の山々にかこまれた自然豊かな地域です。
都会から西脇市へ移住された方は、都会の生活では得られない日々のささやかな幸せを感じながら生活しているそうですよ。
西脇市の移住者向け補助金制度としては、兵庫県外から西脇市へ移住を目的に訪問される方の宿泊費を補助する関西でも珍しい制度があります。
宿泊施設は限定されますが、1世帯につき5人を上限とし、1人1泊上限1万円が補助されます。
そして東京23区在住・在勤の方が西脇市に移住したときに交付される「西脇市移住支援事業補助金」や空き家の改修費補助など支援制度が充実しているので、移住を考えるさいには、自分がどの制度の対象になるのかについてしっかり調べておきましょう。

 

引越し代や空き家改修を補助|豊岡市

豊岡市は、兵庫県の北東部に位置し、日本海や京都府に接している人口約8万人のまちです。
「日本の渚百景」に選ばれたことのある美しい砂浜や漁船の出入りする風景、浜で遊ぶ子供たちの姿に、「なぜか懐かしさを感じてしまう」と口にする移住者も多いです。
豊岡市で移住者におすすめの補助金制度は、まず移住を目的として訪問される方への宿泊費用や航空運賃の補助があり、関西の都市部から移住される方にも人気ですよ。
そして移住希望者または移住後3年以内の方を対象とした空き家の改修費用を一部補助してもらえる制度や、移住するさいの引越し代を補助してもらえる制度もあり、移住者にとって魅力的な街ですね。
【参考:兵庫県「兵庫県移住支援事業・マッチング支援事業について」

 

まとめ

移住者の補助金制度や関西エリアの移住におすすめなまちを紹介しました。
特に東京都からの移住者への支援制度は手厚く、移住者にとって見逃せないポイントですね。
それぞれの都市独自の支援制度も魅力的でした。
訪問時や引っ越しのさいの補助制度なども考慮しながら、お試し移住を経験したり移住者の声を聞いてみるのも、移住を成功させるにはおすすめです。
最新の支援制度やその地域の特徴をよく調べて、後悔しない移住計画を立てましょう!

\ この記事をシェアする /

関連記事

RELATED POSTS

サイト監修者

SUPER VISORS

株式会社カントリーライフ

株式会社 カントリーライフ
代表取締役社長 堀 充宏

株式会社カントリーライフは、2009年に「リゾート物件」や「田舎暮らし物件」を紹介する不動産会社として創業いたしました。
2019年には、創業10周年を迎え、本年2021年2月より13年目に突入しました。
丸12年の経験は、会社にとってかけがえのないものです。
大変、苦しい想いをしたことの方が記憶には残りますが、これも大切な経験です。
だからこそ味わえた感動もあったと思います。

10年先の未来を見据えた時、
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』 というダーウィンの言葉通り、変化への対応が必要です。

 私たちは今後、人々の癒しに対するニーズが一層多様化していくと考えております。
そこで、お客様の幅広いご要望にお応えできるようこれからも当ホームページを通じ「田舎暮らし向けの古民家」や「別荘向けのログハウス」をもっと身近な存在として、多くの人々にご提供していく所存でございます。

まだまだ若い会社ですが「迅速な行動」をモットーに精進してまいりたいと考えます。

新着記事

NEW POSTS

ブログをもっと見る

新着田舎物件

NEW PROPERTIES

物件をもっと見る