古民家を購入しリフォームしようと思うけど、費用はどのくらい必要なのだろう。リフォームの費用相場などはあるのだろうか。
このようにお悩みではありませんか?
古民家リフォームには内装・水廻りなどの費用相場があります。
正確な費用はリフォーム会社や工務店により誤差があるため見積もり依頼をすることをおススメします。
そこで今回の記事では古民家リフォーム費用についてお話しします。
またリフォーム費用を安くする方法についても解説しますので、どうぞ最後までお読みください。
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古民家リフォーム費用相場
古民家は内装や水廻り設備が古く、耐震性や断熱性が低いことが考えられるため過ごしやすい家にするにはそれなりの費用が必要になります。家全体を含めたリフォームですと、概ね1,500万円程度の費用が必要です。
昭和56年5月31日以前に建築された古民家は「旧耐震基準」建物に該当するため、震度5強程度の地震で倒壊しない程度の構造になっており将来的に渡り建物を維持していくためには耐震リフォームも視野に入れる必要があります。古民家を新耐震基準(昭和56年5月31日以降)に適合させるには内装・外装・水廻りに加え耐震補強工事が必要であり、その費用は概ね100万円~300万円必要になることも覚えておきましょう。
古民家リフォーム費用相場:居室
古民家リフォームを居室中心に行う場合、和室から洋室化にすると一部屋あたりの費用相場は40~50万円と考えて良いでしょう。
【古民家リフォーム費用:居室】(6帖)
畳交換 | 6万円~10万円 |
壁・天井クロス張り | 10万円~20万円 |
(既存柱・梁などはそのまま)
【古民家リフォーム費用:居室】(6帖)
和室の洋室化(バリアフリー) | 50万円~200万円 |
(既存柱・梁の上に壁を作る)
※一般工事金額参考
材料や仕様により費用は大きく変わりますが、古民家居室全体のリフォーム費用相場は200~300万円が平均と言えます。
※詳細は見積もりが必要となります。
古民家リフォーム費用相場:水廻り
古民家水廻りリフォーム費用相場はキッチン・ユニットバス(浴室)・トイレなど全て改修した場合、300万円前後となります。
【古民家リフォーム費用相場:水廻り】
キッチン交換(I型) | 40万円~80万円 |
ユニットバス改修 | 80万円~150万円 |
トイレ全体改修 | 20~80万円 |
※一般工事金額参考
各、商品やグレードにより費用に違いが出ますのでご注意ください。
古民家水廻りリフォームは衛生器具交換の部屋だけではなく、隣接する部屋にも及ぶことがあり、プラスαの費用も考えておく必要があります。
例)ユニットバス(浴室)隣接の洗面室は浴室ドア交換時に内装も一部解体が必要になるため同時改装が望ましい。
※詳細は見積もりが必要となります。
古民家リフォーム費用相場:外部
古民家外部リフォーム費用は一般住宅とあまり変わりはありませんが、使用材料や工法により金額が増減します。
【古民家リフォーム費用相場:外部】
屋根葺き替え工事(金属板) | 150万円~250万円 |
外壁塗装 | 80万円~200万円 |
外壁重ね張り | 130万円~220万円 |
雨樋交換 | 5万円~40万円 |
※一般工事金額参考
商品や施工箇所、施工面積により費用が変わりますのでご注意ください。
※詳細は見積もりが必要となります。
古民家リフォーム費用を安くする方法
古民家リフォーム費用は工事内容により変わりますが、一般的に1500万円以上となるため高額になることが予想されます。しかし、古民家リフォーム費用を抑える方法がありますのでぜひ、活用してみてください。
【古民家リフォーム費用を安くする方法】
• 既存利用
古民家リフォーム費用を安くするために既存を利用するという方法があります。例えば床材、柱、梁、建具(ドアや引き戸)など、程度にもよりますがクリーニングして再利用すれば交換費用はかかりません。
• 古民家リフォーム補助金
<耐震リフォーム補助>
耐震補強工事を行い条件を満たすことで地方自治体より補助金が出ます。補助金額や条件は各自治体により変わります。
<省エネリフォーム補助金>
太陽光パネル・省エネ給湯器の設置や高性能建材による断熱リフォームに対し補助金が受け取れますが、年度により補助金額が変わります。
<バリアフリーリフォーム>
要支援・要介護1~5に認定された居住者がいる住宅でバリアフリー化工事を行うことで「高齢者住宅改修費用助成制度」の対象となり改修工事費用の9割を介護保険が支給してくれます。
• 地域密着の工事店に依頼
古民家リフォームは地域密着工事店に依頼することで費用を抑えられる可能性があります。大手ハウスメーカー、リフォーム会社は宣伝広告費や人件費などに多くの費用が必要になりますが地域密着の工事店は必要経費があまり高くないため工事費用を安くすることが可能なのです。
古民家リフォームを計画する際は、補助金を利用したり古民家の地元工務店に依頼することで工事費用を安くできることも念頭に置いておきましょう。
リフォームなら一括見積もりがおすすめ
良い施工会社や職人に出会えれば、生活に支障の出ない範囲だけ先にリフォームしておき、住みながら少しずつ改修・改装していける工事プランについてアドバイスしてくれるはずです。
上手にスケジュールやリフォーム内容を計画できれば、急いで施工費用を工面しなくても済むでしょう。
古民家のリフォーム・リノベーションの実績がある業者に、まずは相談してみることをおすすめします。
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【まとめ】古民家リフォーム費用を把握し後悔しない古民家ライフを送ろう
古民家リフォームは一般住宅よりも費用が高くなることもありますが、それ以上に得られる喜びが大きいものです。しかし、できるだけリフォーム費用を抑えるための方法を取り入れ計画することをおススメします。
古民家リフォーム費用を把握し後悔しない古民家ライフを送りましょう!