「家を買いたいと思うけど、ローンは借りられるだろうか」「住宅ローンがわからない」多くの人が悩んでいるでしょう。自由な田舎暮らしをしたいと思いつつ、いざ住宅ローンを組もうと思ったときには、知識がなく右も左もわからない...なんてことも...。
住宅ローンの知識が少しでもあると、将来の人生設計ができますよね!今何が必要でこれから何をすべきか明確に考えることができます。
今回は、安定した田舎暮らしのローンについて知っておくべきことを解説します。住宅ローンに関しては慎重派のあなたにとっても、静かで穏やかな暮らしを手に入れる第一歩になりますよ!
住宅ローンを組むときに注意すべき?お金のやりくりの方法
「中古物件」「古民家」などの田舎の不動産の購入に興味があったとき、気がかりなのは住宅ローンですよね。都会ではなく田舎の家の住宅ローンをたてたいけど、お金のやりくりはできるのかと疑問に思っている方も多いと思います。
ここでは、田舎暮らしのためのローンの流れと知っておくべき支援金について確認しましょう。
住宅ローン契約の流れのおさらい
①まずは借りたい住宅ローンを探す
住宅ローンの借入先は数多くあります。あまりに多くの種類があり、比較するのが面倒と思ってしまうかもしれません。自分にあった住宅ローンを見つけることが大切です。
②金融機関に仮審査(事前審査)を申し込む
まず、金融機関による住宅ローンの審査は、2段階で行われるのが一般的です。仮審査(事前審査)と本審査です。仮審査はより簡易なものになります。
③仮審査に通ったら本審査を申し込む
次に、仮審査が通ったら、本審査を申し込みます。本審査では仮審査と比べて審査に要する期間が長くなり、通常は10日~2週間程度かかるといわれています。
④本審査で必要な書類を用意する
本審査では借りる人も物件もより詳細な審査が行われるので、必要な書類の数も多くなります。金融機関に指定された書類の有効期限に要注意です。
⑤住宅ローン契約を結ぶ
本審査も無事に通過した場合、金融機関と契約を結びます。
⑥住宅ローンが実行される
ちなみに、住宅ローンの実行は物件の引き渡しと同時に行われるのが原則です。
少しでも安く!移住支援制度とは
田舎暮らしや地方の移住を促進するために各自治体では、さまざまな給付金を設けています。起業支援金、移住支援金など国と地方自治体が地方への移住を推奨する制度です。
起業支援金は「地域課題の解決を通して地方創生を実現することを目的とした事業を起こすときの支援をしてくれる制度」、移住支援金は「移住して就職か起業するとお金がもらえる制度」ということができます。
これらは条件にあてはまれば、最大300万円もらえるといわれています。
住宅ローンを組む際に、調べてみてはいかがでしょうか。
抑えておきたい!田舎暮らしのためのセカンドハウスローン
田舎暮らしの住宅ローンを借りるとき、どのような手順を踏めばよいのかおさらいしたいという人のために、ここでは住宅ローンを借りるための大まかな流れを見ていきましょう。また、セカンドハウスローンを計画するときの注意点もおさえていきます。
初めてのローンとセカンドハウスローン
高年収で返済能力の高い人なら利用しやすいセカンドハウスローンですが、通常の住宅ローンよりも金利が高いというデメリットがあります。
また、住宅ローン控除であれば、年末時点のローン残高の最大で1%が所得税から控除されるといったメリットがあり節税効果も見込めますが、セカンドハウスローンにはこういった控除措置はないため、節税対策などはとれません。
返済能力が高ければ、手元に資金がなくても融資を受けられますが、返済時になって金利の高さから月々の支払いに苦しむ可能性があります。
ローンを組むなら知っておきたい!金融機関の住宅ローンの知識
ローンを組むときに最初に思い浮かぶのは、身近な金融機関ですよね。しかし、この金融機関ローンのメリットやデメリットがわからず、どこでローンを組むか検討できない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、金融機関の住宅ローンのメリットとデメリットをおさえていきます。
金融機関の住宅ローンのメリット
民間金融機関の住宅ローンは、金利のタイプや種類が豊富で、10年以上という長期固定金利型の商品も増えてきています。
審査も個別にされますので、ある金融機関で審査が通らなかったとしても、他の機関で可能な場合などもあります。
金融機関の住宅ローンのデメリット
それぞれの金融機関に担保としての審査基準があります。収入や勤続年数などの条件は、金融機関ごとで異なります。
可能な限り、多くの金融機関から資料などを取り寄せて検討する必要がありますね。それぞれの銀行の審査基準を比較して自分にぴったりの金融機関を探すことが大切です。
まとめ
にぎやかな都会暮らしと比べて、田舎暮らしは、静かでおだやかな日々を過ごすことができます。リタイヤ後の人生がより豊かなものになるでしょう。
田舎での移住計画を考える場合も、住宅ローンを利用できます。地方移住後の生活に影響がでないように考えてローンを設計しましょう。
また、ローンを組む際には、さまざまな給付金や支援制度が利用できます。うまく利用することで自己負担を減らして余裕のある田舎暮らしが実現できるでしょう。
移住前に、人生設計をし、不安を解消することが地方移住の成功への近道になります。
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