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三重で県内外の人に空き家を賃貸したい!手続きの流れと経営のコツを紹介

三重で県内外の人に空き家を賃貸したい!手続きの流れと経営のコツを紹介

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親から相続した三重県にある空き家を活用したいと思ったら、賃貸と売却の2つの方法があります。空き家の賃貸は定期的な収入を得たい方にオススメですが、入居者募集や賃貸契約の流れを知らないと、思わぬ出費や手間が気になるかもしれません。
空き家を所有したり、収入を得ると気になるのが税金ですね。この記事では、三重の県内の空き家を賃貸に出す場合の流れ・節税対策・利益につなげるコツをご紹介します。賃貸に加えて、田舎の空き家を売却する方法についても知っておきましょう。
管理されない空き家に対しての規制が厳しくなってきているため、適切に対処すると無駄なお金をかけずに済みますよ。

三重県の空き家事情は?自治体で賃貸・売却を推進する動きがある

全国で空き家が増えていて、放置されている物件が多いことが問題となっている昨今。三重県の空き家の割合や自治体としての対策を知っておくと、賃貸・売却する時に役に立ちますよ。空き家を賃貸するメリットやデメリットもおさえて、賢く空き家対策をしましょう。

 

三重県は空き家が多い

平成30年の全国の空き家率が13.6%なのに対し、三重県は15.2%と全国平均を上回っています。空き家率は年々増加し、その数は20年前の約1.5倍です。そのため、三重県では市町が中心となって、次のような空き家対策をしています。
・空き家所有者の意向調査
・賃貸や売却をしたい所有者への対応
・空き家を解体希望者への対応
・所有者が不明の物件の対応
三重の県内で空き家を賃貸・売却したい所有者は、自治体が運営する空き家バンクへの登録にしたり、宅建業者を紹介してもらえたりします。

空き家を賃貸するメリット

空き家を賃貸物件として提供すると、収入になります。管理の手間はかかりますが、基本的には不労所得となるため、定年後の収入確保として検討される方もいらっしゃるでしょう。
また、空き家は人が住んでいないと老朽化が進みます。人が住んだり、定期的にメンテナンスをすると、建物の老朽化を防げるメリットもあります。人が住んでいない空き家は不法侵入を招くかもしれません。人が住んでいると防犯対策にもなりますよ。

空き家を放置すると税金が高くなるかも

空き家を賃貸も売却もせずに所有し続けるデメリットは、毎年税金がかかるだけではありません。相続した空き家を放置して状態が悪くなると、「管理不全空家」「特定空家」に指定されてしまい、翌年の固定資産税が高くなるのです。
また、管理せずに放っておくと建物の一部が壊れて風で飛んでいくなど近隣住民とのトラブルになる可能性もあります。三重で県内に空き家を所有している場合は、賃貸・売却などをして適切に対処する必要があるのです。
三重県で空き家を賃貸に出そうか…と考えている方は、所有し続けるデメリットも理解した上で素早く手放す手段も考えましょう。田舎暮らし.comでは田舎物件に特化した高価売却・買取を行っております。
参考:三重県「令和4年度 住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」

 

三重の物件を県内外の人に貸したい…空き家を賃貸する手続きとコツ

三重では県内外の人を対象に空き家を賃貸する動きがあります。本業をしながら賃貸手続きをする方向けに、スムーズに進められるように手続きの流れをご紹介します。賃貸物件をできるだけ収入につなげるコツも知って、空き家を活用していけるようにしましょう。

 

物件の現状確認や修繕をする

一定期間、人が住んでいなかった家は、傷んでいる場合があります。次のチェックポイントを参考に、現状確認を行いましょう。
・建物の構造や外装の破損がないか
…ひび割れ・塗装の剥がれ・雨漏りがないかを確認します。
・内装や窓の不具合はないか…天井やクロス、床のひび割れ・汚れの有無を確認しましょう。窓やドアはスムーズに開閉ができるかどうか、しっかりと施錠できるかをみていきます。
・配管や設備はすぐに使えるか…水回りは水漏れ・詰まりがないかを確認します。電気やガスが安全に使えるのかもチェックが必要です。キッチンや浴室は清潔さが求められます。
空き家のリフォームや修繕が必要な場合は、不動産会社やリフォーム業者に連絡をしてみましょう。そのままでも賃貸できそうか、修繕費用はいくらくらいかかるのかを見積もってもらえます。

賃料決定と入居者の募集

空き家を貸し出すことが決まったら、地域の不動産会社に依頼して賃料を提案してもらいます。適正価格を知るために、複数社からの提案を受けると良いでしょう。不動産会社には入居者募集を頼めます。コストはかかりますが、三重県外に住んでいる場合や仕事が忙しい方は管理会社の仲介も検討するのがオススメです。
三重の県内に空き家がある場合、賃貸物件として自治体の空き家バンクに登録ができます。自治体の空き家バンクは信用性が高いため、移住者がチェックする可能性が高いです。空き家バンクに登録すると、市役所・役場が窓口になるため、内見の調整などの手続きを任せられますよ。

契約と入居時の物件確認

借り手が見つかったら、入居審査を行います。物件の管理人自ら入居審査を行う場合は、以下の流れで行いましょう。
・申込書(氏名・住所・連絡先・勤務先など)を記入してもらう
・身分証明書の確認
・収入証明や勤務先の確認
入居審査で問題がなければ、賃貸契約を結びます。賃貸契約書を作成し、管理人と借り手の権利や義務を確認できるようにしましょう。契約書には、家賃・契約期間・解約条件・敷金・礼金などを明記するのが一般的です。
契約完了後、初期費用を受け取り、鍵を引き渡します。入居時に物件に不備がないかの確認と確認書にサインをしてもらうとトラブルを防止できますよ。
このような契約作業に時間をかけたくない場合は、不動産会社や賃貸物件の管理代行会社にお願いしましょう。手数料はかかりますが、スムーズな賃貸契約ができます。

補助金制度や節税対策をしよう

補助金制度や節税対策をすると利益が増える可能性があります。三重で県外からの移住者を対象にした空き家の賃貸を行う場合は、リフォームや修繕にかかる費用を補助金でまかなえるかもしれません。補助金や助成金は年度によって変わるため、自治体の窓口に相談してからリフォームを検討すると良いでしょう。
空き家を所有していると毎年固定資産税や都市計画税がかかりますね。減価償却費を経費として計上すると、所得に課税される分が減って、税金の負担が軽くなります。
参考:三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重「住まい」

 

三重で県内の空き家の賃貸は荷が重い…売却も視野に入れよう

ここまで三重の県内にある空き家を賃貸する方法をご紹介しました。賃貸は管理や維持が大変だと感じた方もいらっしゃるでしょう。空き家に対処する方法としては、売却もあります。売却するメリット・デメリットやできるだけ高く売るポイントを知っておきましょう。

 

空き家を売却するメリット・デメリット

空き家を売却するとすぐに現金化できるメリットがあります。遺産を兄弟で分ける場合などは現金化できる売却がオススメです。また、売却すると管理の手間から解放されます。現在住んでいる地域が三重から遠い場合は、通う手間がなくなりますよ。
しかし、空き家を売却すると賃貸のように収入が入ってきません。売却時には譲渡所得税や売却に関わるコストが発生する点にも注意が必要です。

 

空き家は現状のまま高価買取してもらえる?

空き家を現状のまま売る場合は、次の2つの方法があります。
・中古物件…築20年までの空き家であれば、中古物件としてそのまま売却ができます。
・古家付き土地…築20年を超えた物件は建物の資産価値がほぼゼロになります。そのため、土地だけの価格で売り出すことができるのです。
どちらで売るかは所有者が決められますが、建物の価値があるかどうかは不動産会社に判断してもらった方が良いでしょう。不動産会社によっては高価買取してもらえる可能性がありますよ。

空き家の値段は無料査定を利用する

空き家の価格を無料査定するサービスを行っている不動産会社があります。複数社に査定をしてもらい、建物や土地の適正価格を知っておくと損をしにくいです。
田舎暮らし物件.comでは、田舎物件に特化しているため、他社では値段がつかなかった空き家も買取実績があります。所有者様からの直接買取のため、無駄なコストがかかりません。査定は無料ですので、お気軽にご相談くださいませ。

 

まとめ|三重で県内外の人に空き家を賃貸する方法や経営のコツとは

三重で県内外の人に向けて空き家を賃貸する利点や方法をご紹介しました。空き家を賃貸すると定期的な所得につながるメリットがあるいっぽうで、管理・維持の手間がかかるデメリットがあります。賃貸で利益を出すには、補助金制度を利用したり、節税対策をすると良いでしょう。
賃貸契約や管理が負担な場合は、空き家を売却する手段もあります。田舎暮らし物件.comは、田舎の物件に特化した買取を行っております。他社で買取が難しいと判断された場合でも買取ができる場合がございますので、ご相談ください。

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株式会社カントリーライフ

株式会社 カントリーライフ
代表取締役社長 堀 充宏

株式会社カントリーライフは、2009年に「リゾート物件」や「田舎暮らし物件」を紹介する不動産会社として創業いたしました。
2019年には、創業10周年を迎え、本年2021年2月より13年目に突入しました。
丸12年の経験は、会社にとってかけがえのないものです。
大変、苦しい想いをしたことの方が記憶には残りますが、これも大切な経験です。
だからこそ味わえた感動もあったと思います。

10年先の未来を見据えた時、
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』 というダーウィンの言葉通り、変化への対応が必要です。

 私たちは今後、人々の癒しに対するニーズが一層多様化していくと考えております。
そこで、お客様の幅広いご要望にお応えできるようこれからも当ホームページを通じ「田舎暮らし向けの古民家」や「別荘向けのログハウス」をもっと身近な存在として、多くの人々にご提供していく所存でございます。

まだまだ若い会社ですが「迅速な行動」をモットーに精進してまいりたいと考えます。

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