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別荘の売却は普通の住宅とは違う?維持の仕方や売る時のポイントを紹介

別荘の売却は普通の住宅とは違う?維持の仕方や売る時のポイントを紹介

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別荘を持っていても使わない場合は、維持管理や税金の支払いが負担で売却を検討するでしょう。別荘の売却は居住用の物件とは違うため、税の制度や売り方の工夫を知らないと損をしたり買い手がつかないかもしれません。
この記事では、田舎にある別荘を売却する時の注意点や売り方のポイントをご紹介します。できるだけスムーズに買い手がつき、値段がつくと嬉しいですよね。別荘が売れやすくなるメンテナンス方法や相談先も解説します。田舎にある別荘を売却して、資産や時間を有効活用しましょう!

 

田舎の別荘は買い手がつかない?売却前に知っておきたいこと

田舎の別荘を売却したいと思っても、なかなか買い手がつかないことも…。別荘の売却の注意点や買い手がつきにくい理由を知っておくと、売る時の対策が立てやすいですよ。物件の売却時には税金がかかりますが、居宅用の空き家と別荘では使える制度が異なります。売却前に注意点をおさえておきましょう。

 

税の優遇制度が受けられない

空き家を売った時に発生した所得には、譲渡所得税がかかります。住居用として使われていた空き家の場合、特例が適用され、3,000万円の譲渡所得税控除が受けられるのです。
しかし、別荘は贅沢品として扱われるため、空き家を売却するときの譲渡所得税の特例が受けられません。譲渡所得に対して税金を払う必要がある点を覚えておきましょう。
また、空き家を売却して損失がでる場合があります。物件の価格が低く、売却のコストが売却価格を上回るケースです。この場合、損益通算が適用され、損失した費用の一部を還付してもらえる可能性があります。しかし、別荘の場合は適用されないため、価格と売却にかかるコストを検討しておく必要があるといえるでしょう。

 

買い手が絞られる

別荘は現在でも富裕層やセレブなどに人気があります。日本人だけではなく、最近では外国人が日本の観光地に別荘を購入するケースもあるのです。別荘の需要があるいっぽうで、立地や周辺地域の状況によっては買い手が絞られるかもしれません。
観光地や避暑地などに建てられている田舎の別荘は、交通アクセスがあまり良くないため、買い手が限られてしまいます。どのような手段で別荘まで行けるのか、周辺地域にはどんな魅力があるのかを伝えられるようにしておきましょう。

 

ランニングコストが高い

ランニングコストがかかるのも、別荘が売却しにくい理由です。別荘は建物自体の資産価値が高い場合が多く、毎年の固定資産税が高い傾向があります。
また、年に数回しか使わないにもかかわらず、管理・維持にコストがかかる点もデメリットとして捉えられやすいです。管理を自分で行う場合は、交通費や時間がかかります。管理を代行する場合は、人件費がかかるでしょう。住んでいない間も光熱費がかかる点も、別荘が売れにくい理由なのです。

参考:国税庁「No.3302 マイホームを売ったときの特例」

 

別荘を売却するにはメンテナンスが重要!修繕するべき部分は?

田舎の別荘は売却しにくい点がありますが、メンテナンスをしていると買い手に与える印象が良くなります。古い物件や交通アクセスが悪い立地でも、メンテナンスをして魅力的に見せる方法があるのです。メンテナンスのポイントや修繕するべき部分を知って、別荘を売却しやすくしましょう!

 

定期的に別荘に人を入れる

人が入っていない建物は湿気がたまり、カビが生えるなど老朽化しやすいです。そのため、定期的に訪れ、換気をしましょう。
また、誰も使っていない別荘は、空き巣被害にあったり、不法侵入されたりするかもしれません。別荘に出入りしていると防犯対策にもなるのです。
最低でも月に1回、別荘に泊まっていれば、売却までの間、セカンドハウスと申請できます。セカンドハウスは、固定資産税や都市計画税の減税が受けられますよ。別荘に定期的に行くのが難しい場合は、地元の人に管理を代行してもらったり、賃貸物件にしたりする方法もあります。

 

インフラの整備をする

インフラをしっかり整備しておくのが、別荘を売却しやすくする修繕のポイントです。最近は古民家リノベーションが流行っており、内装や外装は自分好みに改装したい買い手もいます。そのため、ひどく壊れていたり、建物の機能に問題がある場合を除いて、内装・外装はそのままにしておいても良いでしょう。
しかし、水道や電気が壊れていては別荘を買ってもすぐに使えません。水回りや電気工事は費用がかかるので、インフラが整備されていない物件は買い手がつきにくくなってしまいます。
また、建物の基礎や構造に耐久性があるかのチェックも必要です。築20年以上の別荘は、耐震性に不安を感じる買い手も多いでしょう。耐震リフォームは補助金が使えるかもしれないので、修繕前に自治体窓口で確認するのがオススメです。

 

外観を整える

別荘を売却するさいは、空き家バンクや不動産会社の物件情報に載せます。物件情報サイトには、別荘の外観や内装などの写真を載せるのが一般的です。
別荘を魅力的にみせるために、外観を整えておきましょう。庭や玄関先の植物が伸び放題になっていたり、不要なものが外にあるような外観を避けるだけで、第一印象が良くなります。植物の手入れに加えて、窓を拭いたり枯れ葉を片付けたりすると古くてもメンテナンスされている印象を与えやすいですよ。

 

田舎の別荘がスムーズに売れない…売却のポイントや相談先は?

田舎の別荘を売却するには、ニーズを把握しておくのが重要です。どのような買い手にアピールするのかを決めておくと、写真や文章で伝えやすくなりますよ。相談先を知っておくと、スムーズな売却につながる可能性が高まります。

 

周辺地域のニーズを把握する

日本経済新聞電子版と婚礼施設情報サイト「みんなのウェディング」が共同で行ったアンケート調査によると、20〜30代で田舎で暮らしたいと答えた人は47.3%と約半数だったといいます。このことから、自然が豊かな田舎暮らしに憧れる人は増えているといえるでしょう。
そのため、周辺地域の特色や気候を踏まえてどんな人にニーズがありそうかを把握するのが重要です。例えば、次のような特色を探してみるのがおすすめです。
・海がみえる家
・冬になると車で5分の場所でウインタースポーツができる
・周辺の森では虫取りができる
・静かな環境で集中したいテレワークができる家
別荘が建っている地域に詳しくない場合は、地元の役場で移住希望者の特徴や動向を聞いてみるのが情報収集の近道ですよ。

 

田舎の別荘を売却する時の相談先

別荘を売却したい時は、別荘がある地域の不動産会社に相談しましょう。地域の不動産会社は、特色を知っている場合が多いです。不動産会社では買い手の募集・売買契約などの手続きを代行してくれるため、お仕事で忙しい人にはオススメですよ。
別荘の査定をする場合は、複数の業者に頼むのも重要です。適正価格や売却条件を比較するのに役立ちます。
また、最近では空き家の増加が問題となっているため、自治体ごとに対策をしています。自治体によっては、無料相談や空き家バンクに登録できる政策を実施しているのです。別荘がある地域の自治体窓口に相談してみましょう。「別荘がある地域名+空き家+売却」と検索するとヒットしますよ。

 

弊社は田舎物件の買取実績がございます!

田舎暮らし物件.comは、田舎物件に特化した買取を行なっております。直接買取のため、時間をかけずに高価買取が可能です。古い田舎の別荘を相続して困っている場合や他社では買取価格がつかなかった場合でも、弊社では買取ができたケースがございます。
査定は無料で行なっておりますので、お気軽にご相談くださいませ。やり取りはメールでも行えるため、日中はお忙しい方でもスムーズにプランをお伝えできます!
参考:日本経済新聞「半数が「田舎で暮らしたい」、500人調査(若者、地方へ)」

 

まとめ|田舎の別荘を売却する時の注意点や買い手がつくポイントとは

田舎の別荘を売却する時のメンテナンスの仕方や注意点をご紹介しました。別荘は立地や維持管理費が高いため、買い手がつきにくいケースがあります。別荘を売却したいと思ったら、適切なメンテナンスを行い、買い手に安心してもらえるようにしましょう。
田舎にある古い別荘の場合、大手の不動産会社では低価格となってしまったり、買い取ってもらえなかったりする事例もあります。別荘を売却する場合は、地元の不動産会社や自治体の空き家バンクを利用すると良いでしょう。弊社は田舎の物件に特化して直接買取をしております。査定は無料ですのでお気軽にご相談くださいませ。

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株式会社カントリーライフ

株式会社 カントリーライフ
代表取締役社長 堀 充宏

株式会社カントリーライフは、2009年に「リゾート物件」や「田舎暮らし物件」を紹介する不動産会社として創業いたしました。
2019年には、創業10周年を迎え、本年2021年2月より13年目に突入しました。
丸12年の経験は、会社にとってかけがえのないものです。
大変、苦しい想いをしたことの方が記憶には残りますが、これも大切な経験です。
だからこそ味わえた感動もあったと思います。

10年先の未来を見据えた時、
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』 というダーウィンの言葉通り、変化への対応が必要です。

 私たちは今後、人々の癒しに対するニーズが一層多様化していくと考えております。
そこで、お客様の幅広いご要望にお応えできるようこれからも当ホームページを通じ「田舎暮らし向けの古民家」や「別荘向けのログハウス」をもっと身近な存在として、多くの人々にご提供していく所存でございます。

まだまだ若い会社ですが「迅速な行動」をモットーに精進してまいりたいと考えます。

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