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別荘のリフォームにローンは使えるの?手続き・コストを抑えるコツとは

別荘のリフォームにローンは使えるの?手続き・コストを抑えるコツとは

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別荘は贅沢品としてみなされるため、補助金をもらってリフォームしたり、ローンを組むのが難しいと考えている方も多いでしょう。しかし、別荘の使い方によっては、リフォーム費用にローンを使えるのです。使用用途が自由なローンもあるため、諦めずに検討してみましょう。
この記事では、別荘のリフォームに使えるローンや手順・手続きを解説します。リフォームには費用がかかるため、ローンやコストを抑えるコツも知っていると賢く支払いができますよ。
築年数が長い別荘をリフォームして、快適に活用できるようになりましょう!

 

別荘のリフォーム費用や使えるローンは?メリット・デメリットも

別荘を相続したり、長年使っていなかった建物をリフォームしたいと思った時に、気になるのは費用面ですね。別荘のリフォームは多額の費用がかかるため、ローンを組みたいと考える方も多いでしょう。別荘のリフォームに必要な費用やローンの種類をご紹介します。

 

別荘リフォームに必要な費用相場

別荘のリフォームには、大きく分けて水回り・内装・外装の3つがあります。水回りのキッチン・トイレ・お風呂・洗面所の4箇所をリフォームすると、約400万円が必要です。壁や天井のクロスを張り替える内装のリフォームは、3LDK相当の面積で約60万円が費用相場といわれています。
別荘の築年数が長いと、外装のリフォームも必要です。屋根や壁を補修しておくと、雨漏りを防げます。外装工事の種類にもよりますが、屋根の塗り替えは約60〜70万円、重ね葺き・葺き替えは200万円前後かかるのが一般的です。

 

別荘に使えるローンの種類

別荘に月1回程度訪れる場合は、セカンドハウスとして利用できます。セカンドハウスとして別荘を利用する方は、以下の会社のセカンドハウスローンを使えますよ。
・イオン銀行
・ARUHI住宅ローン
・三菱UFJ銀行
・スルガ銀行
・SMBC信託銀行
・住信SBIネット銀行
また、セカンドハウスとして別荘を利用しない場合は、フリーローンを検討する方法があります。フリーローンは借入金の使い道に制限がありません。しかし、融資に条件がついたり、融資のスピードが遅いなどのデメリットもある点に注意しましょう。

 

別荘をリフォームするメリット

多額の費用がかかる別荘のリフォームですが、別荘が自然豊かな場所にあれば、旅行先としても使えますよ。セカンドハウスとして利用する場合、自宅とは違う場所で息抜きをしたり、テレワークをしたりするのにも使えます。
また、フリーローンの場合はご自分で別荘を使用しなくても良いので、人に貸して料金をとる使い方も良いでしょう。

 

別荘をリフォームするデメリット

別荘をリフォームするデメリットは、費用がかかる点です。築年数が経っている別荘では、フルリフォームに近い形になることも珍しくありません。さらに、別荘の管理に手間や費用がかかります。費用をかけた分、別荘をどのように使うのかを検討してからリフォームを考えると良いでしょう。

 

別荘のリフォームにローンを適用する手順や手続きを解説

別荘のリフォームにローンを利用する場合には、どのような手順を踏めば良いのでしょうか。リフォームの内容や見積もりが出たら、ローンが適用可能かどうかを調べる必要があります。金融機関の決め方やローンの手続き方法を知って、スムーズに契約できるようになりましょう!

 

金融機関を比較して決める

まずは金融機関を検討します。「セカンドハウス ローン」「別荘 フリーローン」と検索すると対象の商品を扱う金融機関がヒットしますよ。金融機関によって、金利・借入期間・借入金額などが異なるため、以下のポイントを比較して決めましょう。
・金利
…別荘のリフォーム費用は多額なので、ローンの金利によって総支払額が大きく変わります。固定金利は借入期間中の金利が一定ですが、少し高めに設定されています。変動金利は初期の金利が低く見えても、将来的な金利上昇のリスクがあるので注意が必要です。
・借入期間
…借入期間は1年〜35年が一般的です。長期間のローンは月々の返済が少ないですが、総支払額が多くなります。月々の返済額と支払い続けられる期間を考慮に入れて決定すると無理なく返済ができますよ。
そのほか、手数料・保証料の有無、サポートやアフターケアの手厚さなどで判断しましょう。

 

ローン審査に必要なもの

ローンには仮審査があります。必要書類を提出し、ローンを組める見込みがあるかどうかを審査してもらうのです。仮審査をスムーズに進めるためにも、ローンの商品サイトをみて必要書類を準備しましょう。次のような書類を求められるのが一般的です。
・身分証明書(運転免許証・パスポート・住民票の写し・健康保険証など)
・収入確認書類(源泉徴収票・確定申告書・納税証明書など)
・物件に関する書類(不動産売買証明書・建築工事請負書・土地の公図・住宅地図など)

 

ローンの審査を受ける

仮審査に通ったら、本審査に申し込みます。仮審査時に提出した書類を再度使う可能性があるので、すぐ出せる場所に置いておきましょう。本審査では、別荘の売買契約書や詳細な資料の提出を求められます。

 

ローンを契約し支払いを開始する

別荘をリフォームするローンの本審査にも通ったら、正式に契約します。契約内容・金利・返済スケジュールを再度確認し、契約をしましょう。金融機関によっては、担保設定が必要な場合があります。
契約が済んだら契約書に定められた期日から融資を受けられます。初回の支払い期日や返済額を確認しておくと安心ですよ。
参考:イオン銀行「セカンドハウスローン(別荘等)」

 

別荘のリフォームをしたい…ローンやコストを抑える3つのコツ

別荘のリフォームには費用がかかるため、できるだけローンの支払いやコストを抑えたいですね。ローン支払い金額に加えて、リフォーム時のコストを抑えるコツを3つご紹介します。別荘の用途によって使えるコツは変わりますが、少しでも安くするためのポイントをみておきましょう。

 

①複数の業者を比較検討する

ローン商品の比較検討も大事ですが、リフォーム業者の比較も大事です。業者によっては使える材料や塗料によって、金額が大きく変わる可能性があります。
また、地元のリフォーム業者を選ぶと工賃が安く済む傾向がありますよ。遠方からの業者に頼むと、大工さんの宿泊費用や移動費といったコストがかかるためです。

 

②セカンドハウスとしての申請を出す

ご自分で利用する別荘の場合は、セカンドハウスとしての認定を受けると使えるローンの幅が広がります。次のような条件を満たす場合は、自治体の税事務所で申請手続きを行いましょう。
・住むための建物(事務所・店舗は対象外)
・特定の人が利用する(人に貸したり、保養所としての利用は対象外)
・年間を通じて月1泊2日以上の利用がある
滞在実績は次のようなものを提出します。
・高速料金や交通機関を利用した領収書
・別荘地の近隣で買い物したさいのレシート
別荘をセカンドハウスとして利用する場合、省エネリフォームを行うと融資が受けられる可能性があります。断熱改修などの省エネリフォームを考えている場合は、セカンドハウスとして認定を受けるのがオススメですよ。

 

③頭金や繰上げ返済を利用する

ローンの支払いを楽にするには、頭金を利用する方法もあります。ローン契約時にまとまって支払える金額が手元にある場合は、頭金として利用すると総支払額が少なくなりますよ。
また、ローン支払い途中でお金に余裕ができた場合は、繰上げ返済を利用するのも良いでしょう。返済期間が短くなると、その期間分の金利を支払う必要がなくなります。繰上げ返済ができるかどうかは金融機関・商品によって変わるため、契約前に確認しておきましょう。
参考:住宅金融支援機構「ご利用条件」

 

まとめ|別荘のリフォームに使えるローンやコストを抑える方法とは

別荘のリフォームに使えるローンや手続き、コストを抑える方法についてご紹介しました。別荘を自分で使う目的の方は、セカンドハウスローンが利用できます。セカンドハウス以外の用途で別荘を活用する場合は、フリーローンが便利です。
別荘のリフォームのローンを契約する場合は、金融機関の比較と必要書類の準備をしっかりと行いましょう。リフォーム業者を選ぶ時は複数社で検討したり、工事の時期を見極めるのが重要です。返済金額やコストを抑えて、計画的にローンを返済できると別荘を使うのがさらに楽しくなりますよ。

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株式会社カントリーライフ

株式会社 カントリーライフ
代表取締役社長 堀 充宏

株式会社カントリーライフは、2009年に「リゾート物件」や「田舎暮らし物件」を紹介する不動産会社として創業いたしました。
2019年には、創業10周年を迎え、本年2021年2月より13年目に突入しました。
丸12年の経験は、会社にとってかけがえのないものです。
大変、苦しい想いをしたことの方が記憶には残りますが、これも大切な経験です。
だからこそ味わえた感動もあったと思います。

10年先の未来を見据えた時、
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』 というダーウィンの言葉通り、変化への対応が必要です。

 私たちは今後、人々の癒しに対するニーズが一層多様化していくと考えております。
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