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売れない空き家に税金や手間がかかって困る…売却のポイントや相談先とは

売れない空き家に税金や手間がかかって困る…売却のポイントや相談先とは

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相続した空き家や今後空き家になりそうな物件を所有していると、税金や維持管理の手間がかかりますよね。管理せずに放置すると、さらに税金がかかってしまうため、資産であるはずの空き家が悩みの種…という方が多いです。
田舎にある物件だと、なかなか買い手が現れず、不動産会社に相談しても値段がつかない場合もあります。どうして田舎の物件は売れないのでしょうか?空き家の特徴やリフォームのコツを知っていると、買い手がつく可能性が高まりますよ。
この記事では、売れない田舎の空き家を売るためのポイントや使える制度をご紹介します。物件を賢く売却して、豊かな生活を送りましょう!

田舎物件が売れないのはなぜ?空き家はどんな人にニーズがある?

なぜ空き家は売れにくいのでしょうか?田舎の物件が売れない原因を知っておくと、売却の対策を立てやすいですよ。どんな人にニーズがあるのかもおさえておき、売る時にターゲットを絞り込めるようにしておきましょう。

田舎の空き家のニーズとは

田舎の物件が売れない…空き家はニーズがないのかと思う方も多いでしょう。実は次のような方にニーズがあるのです。
・セカンドハウスを持ちたい人
・自然の中でスローライフをしたい移住者
・リモートワーク用の家が欲しい人
・日本の田舎に別荘がほしい外国人
現在は都会に住んでいるけれど、いずれは田舎でスローライフを営みたい人が興味を持っています。田舎にある空き家は、移住者をターゲットにするのもオススメですよ。

 

売れない原因①需要が低い

田舎に住みたいと思っている人がいるにもかかわらず、地方はやはり需要が低いです。田舎は人口が減少し、住んでいるのは高齢者ばかりという地域も多いでしょう。空き家がある地域内で、新たな買い手を見つけるのは難しいのが現状です。
また、人口が減少し、過疎化している地域では経済活動が低迷しています。移住してきてもスローライフだけでは生活していけませんね。若い世代の人はその地域での仕事がないと移住をためらってしまいます。

 

売れない原因②交通の便が悪い

田舎は交通アクセスが悪く、自家用車がないと生活ができない場所もあります。バスは走っているけれど、数時間に一本なんてことも…。移住してくる人が車を持っていれば、どんな立地の空き家でも購入できますが、車がない人はできるだけアクセスの良い場所を選びます。

 

売れない原因③建物が古い

メンテナンスや改修を行なっていなかった場合は、建物自体が老朽化している可能性があります。築20年以上の物件は耐震性に不安を持つ買い手が多いです。購入後に耐震リフォームやフルリフォームが必要なくらい老朽化が進んでいると、買い手がリフォーム費用を負担しなくてはなりません。
空き家のフルリフォームは1,000万円ほど必要だといわれています。老朽化している物件が高値で売れにくい理由は、その後の費用がかかるためなのです。

 

売れない田舎の空き家を売却したい!買い手がつく工夫はある?

田舎にあって築年数も経っている田舎の空き家を売るのは難しいのでしょうか。売れない田舎の空き家に買い手がつきやすくするポイントがあります。補助金制度などをうまく活用して、売れる物件にしましょう。

 

現代のニーズに合ったリフォームをする

現代のニーズに合ったリフォームや修繕をするのが空き家を魅力的に見せるポイントです。売れない田舎の空き家のリフォームは、次の点をおさえると売れやすい物件になりますよ。
・省エネリフォームをする
…省エネリフォームとは、少ないエネルギー消費で住宅を快適にするものです。最近は電気代や灯油代が高いため、光熱費をおさえたい人が多いです。断熱材を入れ替えて断熱効果を高めたり、窓ガラスを断熱性の高いものに変えたりします。
・耐震補強工事
…築20年以上の空き家は耐震補強工事をしておくと、買い手が安心しやすいです。壁を増やして建物の安定性を高めたり、基礎の打ち増しやひび割れの補修をしたりして建物の構造を強くしましょう。
・電気や水回りの整備
…電気系統や水回りが壊れていると買い手はすぐに引っ越せません。加えて、修理代金がかかってしまいます。電気や水回りなどインフラの整備はしっかりとしておくと、売れやすい空き家になりますよ。

 

自然豊かな田舎の魅力を引き出す

田舎の空き家ならではの魅力を作り出すことも買い手がつくポイントです。例えば、物件に庭がついている場合は、庭を整備して家庭菜園ができるような魅力を引き出しましょう。田舎暮らしでは家庭菜園や自給自足の生活に憧れている人が多いです。
また、自然が豊かな環境や土地の広さを活用して、再生エネルギーを使えるような工事をしておくのも有効ですよ。遮るものがない場所に太陽光パネルを設置すれば、電気を自給自足したり、売ったりすることができます。
「自給自足ができる家」「再生エネルギーが使える家」など魅力を作り出して売るのも大切です。

 

リフォームには補助金や制度を活用する

管理されない空き家が増えているため、国や自治体でリフォーム費用を補ってくれる制度があります。内装や外装のリフォームが対象になっているものもあれば、耐震補強工事に補助金がでるなど、自治体によって種類はさまざまです。「リフォーム 補助金」「耐震工事 補助金 自治体名」などで検索をすると、お住まいの地域で利用できる補助金や制度が出てきますよ。
補助金は年度ごとに更新される点に注意しましょう。年度末には補助金の予算がなくなっている場合があるため、年度はじめに準備を進めたり、情報収集をしておくとスムーズに利用できますよ。
参考:吹田市「耐震改修の補助制度」

 

売れない田舎の空き家を売る時の相談先と使える制度

売れにくい物件を売却するにはリフォームや修繕が必要ですが、どの程度の工事が必要か、価格はどのくらいに設定すれば良いのかは専門家にアドバイスしてもらうと確実です。売れない田舎の空き家をスムーズに売るための相談先や制度をおさえておきましょう。

 

田舎物件に特化した不動産会社に相談する

大手不動産会社は宣伝力があるいっぽうで、低価格・もしくは買い取ってもらえない可能性があります。大手の不動産会社に加えて、地域の不動産会社や田舎の物件の取り扱い件数が多い業者に買取や査定を頼むのがオススメです。地域の不動産会社は地域の特色を把握していたり、その土地の適正価格を知っています。
田舎暮らし物件.comでは田舎物件に特化した買取を行なっており、不動産会社では売れない田舎の古い空き家でも買取実績がございます。時間をかけずに売りたい方のために、そのままの物件で買取も可能です。買取価格を上げたい方には、リフォームのご相談も承っております。査定・ご相談は無料ですので、ご活用ください。

 

自治体の窓口や空き家バンクを活用する

不動産会社に仲介を頼むと手数料が気になる方もいらっしゃるでしょう。仲介料を抑えたい場合は、自治体の窓口や空き家バンクを利用する方法もあります。「自治体名 空き家 相談」などと検索すると、登録サイトがヒットします。
登録料は無料またはお手頃な価格の場合が多く、内見の日程調整などの手続きを自治体職員にお願いできますよ。空き家バンクは移住希望者が見に来る可能性が高いです。

 

空き家売却時に使える節税制度

空き家を売却するさいは、譲渡所得税と復興特別支援税がかかりますが、譲渡所得税の特例を利用すると3,000万円控除を受けられるのです。自治体の窓口で申請できるため、空き家売却の手続きを進める前に相談してみましょう。
売却価格から必要経費を除いた額に譲渡所得税がかかります。リフォームにかけた費用はコストになるので、リフォームや修繕費用はしっかり記録しておくと節税対策になりますよ。
参考:国土交通省「全国地方公共団体空き家・空き地情報サイトリンク集」

 

まとめ|売れない田舎の空き家を売却するポイントと相談先を知って賢く売ろう!

なかなか売れない田舎の空き家がなぜ売却しにくいのか、買い手がつくポイントや相談先をご紹介しました。田舎暮らしに憧れがある人はいるものの、古い家はリフォーム代金がかかったり、交通の便が悪かったりするなど需要が低い側面があるのも事実。
現代の買い手のニーズに合うようなリフォーム・修繕を行うと買い手がつきやすくなります。居宅用の空き家の場合は、リフォームや売却時に使える補助金がある点も覚えておきましょう。
不動産会社に相談したけれど売れない…と諦める前に弊社にご相談ください。弊社は田舎物件に特化した直接買取をしております!

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株式会社カントリーライフ

株式会社 カントリーライフ
代表取締役社長 堀 充宏

株式会社カントリーライフは、2009年に「リゾート物件」や「田舎暮らし物件」を紹介する不動産会社として創業いたしました。
2019年には、創業10周年を迎え、本年2021年2月より13年目に突入しました。
丸12年の経験は、会社にとってかけがえのないものです。
大変、苦しい想いをしたことの方が記憶には残りますが、これも大切な経験です。
だからこそ味わえた感動もあったと思います。

10年先の未来を見据えた時、
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』 というダーウィンの言葉通り、変化への対応が必要です。

 私たちは今後、人々の癒しに対するニーズが一層多様化していくと考えております。
そこで、お客様の幅広いご要望にお応えできるようこれからも当ホームページを通じ「田舎暮らし向けの古民家」や「別荘向けのログハウス」をもっと身近な存在として、多くの人々にご提供していく所存でございます。

まだまだ若い会社ですが「迅速な行動」をモットーに精進してまいりたいと考えます。

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